東大テニス

東大生が実践している、身体能力に劣るプレーヤーでも勝てる方法を解説します

勝つための練習のやり方

先輩の言葉に、

練習には3種類ある。質を上げる練習、率を上げる練習、新ショットの習得だ。

というのがありました。プロとアマの違い-総論-でも書いていますが、テニスではミスをしないことが非常に重要ですので、3種類の中でも、率を上げる練習が、一番勝利に結びつきやすい練習と言えるでしょう。

僕はよく「〇%のショット」という表現をしますが、テニスを始めたてで試合に慣れていない人は、100%のショットの練習ばかりして、ミスらずラリーをするために率を重視した60%のショットや、調子のよくない時のための40%のショットの練習を怠ります。どんなに100%のショットが威力のあるものだったとしても、それが勝利に結びつかないことは、試合をしていくとわかってくるのではないでしょうか。

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この話を図解するとこんな感じです。勝つための練習は、右下の緑色の部分。60%のショットの威力を上げたり、40%のショットを身に着けるという練習だと言えるでしょう。